Science Laboratory
相手を理解できる方法はないのかな~・・
学生の頃、放送部に席を置いていた経験から、言葉の使い方に深い興味を持っていました。
その中で、それまで気にすることもなかった、話し方のテンポ・発音の仕方・語尾の上げ下げ等だけで、相手に伝える言葉の伝わり方が大きく違うということを体感させて頂きました。
卒業後、放送局の製作部に配属され、そこでは更に物事を伝える言葉の持つ大きな力に魅せられました。その後、2年間通わせて頂いた大学では、古典文学で日本語の素晴らしさを学び、現代文学史で表現される言葉の魅力に引き込まれました。
昔から人間は、言葉を相手とのコミュニケーションの道具として使ってきました。しかし、現代社会において、最も問題となっているのが「ストレスの要因」「心身症の要因」としてあげられる、人間関係の中にあげられます。
本来、人間は動物です。ですから、本能の中に群れる習慣性を強く持っています。
その中で、人との共感を深める為に、言葉を使い・感情を持ち・知恵を使って、関係性を育んできました。前頭葉が大きく発達したのも、そのせいだと考えられています。その産物として、人は多くの分化を生み出すことができました。
私は、人と人との『コミュニケーションの場面で、悩みを作るとされる「意思の疎通」や「認識の不一致」は、なぜ生まれるのか?』 もしかしたら、その『原因が、ひとりひとりの脳内にあるかも知れない』『もしそうだったら、理解できない何かがわかれば、人は悩みを持たなくても良くなるのではないか ・・? 』そう考えていました。
そんな時に出会ったのが、ミスターNLP田口圭二先生でした。
最初に、面白いと感じたのは、「伝えた内容がどんどんずれて行ってしまう伝言ゲームの謎」でした。その答えは「メタモデル」にありました。
「メタモデル」では人が、物事を言語や非言語で表出する際や、相手の表出を聞き取り判断する際に、無意識に物事を『歪曲』したり・『一般化』したり・『削除』したり、しているということを知りました。
更に学びは深まり、ひとりひとりが持つ脳内の特性と、それに関わる表出の特徴が示されていた「代表システム」について学びました。私にとって、「代表システム」との出会いには、大きな衝撃でした。全身に鳥肌が立った日のことは、今でも忘れられません。
脳内に持つ、ひとりひとりの回路の癖が鍵を握るのではないかと感じ、コミュニケーションの特徴・言葉の使い方・会話の様子・記憶・行動・悩み・等を、更に深く観察するところから、研究は始まりました。
ひとりひとりの特性や特徴、感情の表出方法や心理や成育の環境を総合的に分析し、定義づけた意図を、「プロファイリング」してみました。
五感とは、人間が備える外界を感知する為に、人間が持たされた感覚器官のことです。
紀元前300年以上も前の、ギリシアの哲学者アリストテレスは、人間の記憶は、五感で作られていると言いました。
科学の進歩が大きくなった現在、その仮説が正しかったことを、様々な分野の研究者が科学的な意図を持ち、学説として伝えています。
「五感認知特性」は、既に教育の現場や塾・企業等でお使い頂き、多くの改善事例を含んだ、ご報告を頂いております。
例えば、学校現場からの報告では、学級の組み立てや、ひとりひとりのお子さんを伸ばしたいと願い、学びの様々な場面に五感認知特性と記憶式を取り入れてくださった先生・・社員を愛し、ひとりひとりの働きやすさに目を向け、対応する指示の出し方や業務の体制まで五感認知特性を取り入れ、社員教育を追及してくださった管理職・・「五感認知特性」をこれまでに学び、活用して頂いた皆様より、改善があったという多くのお喜びの声を頂きました。
皆様の声を励みに、今後ますます精進を重ね、もっともっと研究を深めていきたいと思っております。
コミュニケーションは、自分の脳の癖が解り相手の脳の癖が解ると、納得のいくものばかりです。
目から鱗の「五感認知特性」を、あなたも是非学んでみませんか?
五感認知特性を、最も活かして頂きたい場所が家庭です。兄弟でも認知特性が違うと、伝え方は変わります。お母様やお父様の関係性も良くなり、家庭の中に笑顔が増えることも期待できます。
家族は、関係性が身近な為、感情的になったり、伝えなくても理解を得られている気持ちになってしまったり、言葉が乱雑になったりなど、気を付けないと大切な人の心に大きな傷を負わせてしまいかねません。これは、夫婦間や子育てにも大きな影響を与えてしまうものです。
ひとりひとりの特性を理解し、自分自身も客観的にコントロールできる余裕を持つことは、大切なことだと感じます。
多くの感想が寄せられています。
家族ひとりひとりが、ひとりひとりの居場所になり、温かな愛に溢れた触れ合いが、お互いに持てるようになることは、私も嬉しく感じる所です。
家庭の中の活用
◆脳細胞の活性にも役立ちます
◆情緒の安定や感情のコントロールが出来るようになります
◆記憶式を取り入れることで、学習意欲が湧きモチベーションを高めやる気を育みます
◆自己肯定感を高めます
◆家族間で、それぞれに届く言葉掛けが出来る様になります
◆学校や会社で、認知の違いが理解できる為、人との関係性を作りやすくします
◆家庭の中に、居場所を見出すことができるようになります
◆外でのストレスを上手にコントロールできるようになります
◆心が豊かになり、余裕が持てます
◆会話が増え、ひとりひとりを認める関係性が築けます
「教える教育の形」から、「インクルーシブ教育(どの子も解る授業)」へ・・
これからは、必然的に教師の側の『伝える力』が問われる時代になってきます。どの子にも伝わる『授業力の向上と工夫』は、欠かせないと感じています。
アメリカ等諸外国では、既に教員の養成課程で「その教え方では、認識しづらいタイプの子どもがいます。
その子にも解りやすい授業を考えてください」と、生徒の認知特性を配慮し、ひとりひとりの目線に合わせた授業の組み立てが行われているとお聞きいたしました。
ひとりひとりの生徒の「解った!!」を引き出し、自己肯定感を高められる関わりにお役立ていただければ幸いでございます。
生徒への活用・・・伝える側の工夫と配慮
◆授業の組み立てに役立ちます
◆授業の工夫や個別指導に役立ちます
◆一斉指導の際に、留意すべき事項や工夫を事前に考えられます
◆座席など、ひとりひとりの認知に合わせ工夫しながら配慮を前提にした配置できます
◆学習の工夫点や、個別の学習等に活かし、児童・生徒の「できた」を引き出せます
◆自己肯定感を高めたり、自信を湧かせることができます
◆個人を尊重した、言葉がけが出来る様になる為、相互の信頼関係が作れます
別途交通費が発生します。校内研修につきましては、時間・料金はご相談ください。
企業では、コミュニケーション能力を身に付けることは不可欠です。
相手の認知特性を理解した言葉の選び方や伝え方をすることで、意識せずに顧客に商談していた時よりも、営業成績が伸びたという実績は、私も講師をさせて頂く中で、身近な声として耳にさせて頂いて参りました。また、部署内でひとりひとりの特性を活かした仕事の指示を、上司が行えるようになったことで、部署内の連携力が強まり、仕事量が飛躍的に高まったり、部署内の人間関係がとっても良くなったと報告を受けたこともありました。
本来、「NLPの代表システム」を基にしたツールは、アメリカの歴代大統領が演説に使ったり、コマーシャルにも当然のように使われています。日本の、オリンピック誘致団が今回の誘致の際、プレゼンで使っていたツールも、これらをモデルにレクチャーされたものでした。
相手に印象を持たせたり、インパクトを持たせる言葉の使い方のテクニックを、五感認知特性にはたくさん配しています。
言語・非言語に対する意識を高めていくことは、社会で責任を持つ者には絶対のスキルになっていくと感じます。
企業の業績を上げる為のプレゼンや営業は勿論のこと、社員の育成や社内の人間関係の構築にも、必ずお役に立てるものだと確信いたしております。
企業の活用
◆社内の伝える技術が増し、コミュニケーションがより円滑になります
◆適材を活かした人事が出来る様になります
◆ひとりひとりの強みが理解でき、人材を最大限に活かすことができます
◆社員の人材育成に活用できます
◆会社の業績アップに役立ちます
◆社員同士の特性が理解できることで、メンタル面の配慮が期待できます
◆顧客の特性に合わせた会話が持てるようになり、信頼関係を深めます
◆プレゼン等の言葉選びや、資料の配慮が理論的に出来る様になります
◆活気ある会社 笑顔あふれる会社 を目指せるようになります
メンタルストレスの改善にもお薦めです。