育アカデミーについて
家庭教育に出逢い 本格的に学びを得て活動を始めさせて頂いたのは25歳の時・・・
『吉岡たすく先生』との出会いと、『小林謙策先生』のご著書の出逢いにありました。
吉岡たすく先生は、昭和から平成の初めの頃まで「テレビ寺小屋」などで、子育てのお話しをくださっていた先生です。小林謙策先生は、「親が変われば子供が変わる」「子どもに学ぶ」という理念のもと、時代に即した家庭教育を世の中に広く伝えられた先生です。
お二人の師の、そのお人柄や姿勢をお手本にして、これまで講師としてアドバイザーとして、多くの皆様と触れ合いを持たせて頂きました。いつも明るくて、会場に大きな感動(笑いと涙)を運んでくださった、吉岡たすく先生の後姿と、子どもの課題に謙虚に向き合う、親の姿勢を教えてくださった小林謙策先生の思いは、これからも、私が主催する響育の会のすべての講師の基本姿勢として変わることはありません。
そして、現在 私の家庭教育では、脳科学・心理・小児発達・等々幅広い領域の、子育て中の親御様に知ってほしい様々な内容を、心理・脳科学・子どもの発達・そして私がFast Researcherを務める『五感認知特性』等、従来の家庭教育の理論に合わせ、講座ではお伝えしています。
響育の会「育アカデミー」としての本格的な活動を始めたのは2002年の事でした。2008年東京に拠点を移し、多くの学びと出会いを頂きました。専門的な学会にも多く所属させて頂き、大学の中で行われる研究会や講演会にもたくさん参加させて頂きました。
『子育て』・『五感認知特性』・『発達学習支援』・『教育者研修』・『発達障害支援』・『スクールカウンセラー』等、多くの学びと現場や臨床を踏まえた相互的な経験を積ませて頂くことが出来ました。
2017年・・故郷「熊本」にも、拠点を持たせて頂き、翌2018年には東京事務所をクローズして、熊本に事務所を移させて頂いております。
「育アカデミー」の『育』には「育む」と「Hug=抱きしめる」という意味があります。
お母様がお子様に向けられる「育み」にエールを贈りながら、心が添えられる居場所づくりを私の使命とし、愛情を注いで参りたいと思っております。
皆様と、お会いできます日を楽しみに申し上げております。
原口雅代 保有資格
◆小学校教論免許 / 幼稚園教論免許
◆家庭教育講師養成講座修了 講師・アドバイザー資格
◆米国NLP協会・全米NLP協会認定 プラティクショナー資格
◆米国NLP協会・全米NLP協会認定 マスタープラティクショナー資格
◆日本NLP総合研究所認定 NLPヒプノセラピー・プラクティショナー資格
◆日本NLP総合研究所認定 NLPヒプノセラピー・トレーナー(資格認定師)資格
◆日本福祉教育コミュニケーション協会認定 発達障害コミュニケーション指導者資格
◆ウイスクⅣ 知能検査技術講習修了
◆自閉症セミナー認知発達治療の理論と実践 太田ステージ受講修了
ひとりひとりのお子様の『輝く未来』が、私の「子育て研究家」としてのテーマです。
慌ただしい子育ての時間の中で、頑張るお母様が笑顔になれて・・『また、頑張ろう』・・そう思って頂ける講演を、これからも末永くプロデュースし続けたいと願っております。
その為にも、更に学びを深めていく所存でございます。
私たちは、年齢や経験に関係なく子どもが生まれると、親としての責任が発生します。しかし、経験値がないために、未熟なまま子育てを始めなければなりません。当然、解らないことだらけです。
母として・・ふと後ろを振り向き、子ども達の成長をたどる時、その一瞬一瞬の出来事に子ども達の表情が大きくピックアップされて、私のかけがえのない時間の中に包まれます。
子育ての尊い時間は、子ども達を育み見守ってきたつもりの親である夫と私の方が、子ども達に様々なことを教えられ、見守られていた時間だったと笑顔を交わしながら話します。
今では、脳内のことが深く解明され、乳児期や幼児期の目まぐるしい成長や脳内の形成も明らかになりました。
その中で、「夜泣きの原因は胎児期にある」と解明された文献に目を止めました。胎児が、お母様を守ろうとするそのシステムが、誕生後も続いているとの記載に、愛おしくて感動が隠せませんでした。
また、オーストラリア研究者プリシラ・ダンスタン氏が提唱している法則「ダンスタン・ボディ・ランゲージ(DBL)」では、乳児の泣き声の音に注目し、その違いで乳児の感情を聞き分けるという記事も、生理的な口腔内の状態が起こすものであることも良く理解できました。食い入るように記事を読み直しながら、もう少し早く解っていればと、わが子へのふれ愛が悔やまれました。